2014年10月13日月曜日

2014年10月11日小学部低学年遠足(プロスペクトパーク)

秋を見つけに行こう!


この日のお天気は雨で、いつまでもしつこく降り続けた一日でしたが、子供たちは至って元気で、紅葉した木を見つけたり、ドングリの木のまわりを走り回っているリスを数えたり、大きな木をみんなで手をつないで囲って大きさを確かめたり、木が何本あるかなどを数えたりして自然を楽しみつつ日本語の勉強もしました。途中で英語の会話が聞こえる場面もありましたが、今日は頭を切り替えてみんなで日本語を話そうねと言うと、一生懸命日本語で話そうと努力する姿も見られて微笑ましい限りでした。

おやつの時間には、同行された保護者の方も一緒に手遊びの「おちゃらかほい」を練習しました。じゃんけんの意味を理解し、勝った負けたがわかり、それに対しての反応を体で表すという高度な手遊びだと思いますが、みんなそれぞれ上手になりました。また高学年のお兄さん、お姉さんと一緒に遊びましょう。お家でも一 緒に練習してあげて下さい。

読み聞かせでは、ウクライナのお話『てぶくろ』を読みました。このお話は知 っている子が多かったのか、最後にみんなどこかに消えてしまった場面では、目を合わせて笑っていました。このお話は、すべての文章を覚えて学期末にみんなでスキット(寸劇)にしたいと思いますので、ご家庭で何度も読んで空で言えるよう練習して下さい。(保護者の方も一緒に覚えましょう。)2年生は自分でも読めるように、コピーを見て読む練習をしましょう。また来週からは、少しずつ本文を写す課題も出します。

本日雨の降る中同行していただいた保護者の皆様、お疲れ様でした。また一緒に「だるまさんが転んだ」や鬼ごっこをして子供たちと遊んでいただいたことに心から感謝します。

【今日思ったこと】
「風の子」子供たちは至って元気で、大人が思う程寒くもないし、いやな顔もせずむしろ雨の中でしか感じられないことをたっぷり体験できたのではないかと思います。例えば、雨で湿っている芝は滑りやすいこと、水たまりのなかに足を入れたら水がはじけて服を濡らしたこと、雨のにおいや、湿った空気が肌をさすような感じ、赤い葉っぱと黄色い葉っぱの木もあれば、まだまだ緑の葉っぱもあったり、忙しそうにドングリを口にほおばって走り回っているリスがどこにそのドングリを隠すのかじっと見ている姿などを思い出すと、子供たちは言葉では表現しきれないことを五感を通して感じ、観察しているのかもしれないと思わせられた一日でした。だからこそ、晴れの日に限らず、いろんな日に自然と触れてみるの貴重な体験なのではないかとも思いました。

【お知らせ】
次週から、2時にクラスにお集まり下さい。宿題の説明を兼ねて、保護者の方と一緒に終わりの会をしたいと思います。(2時20分まで)

三好千佳子

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