2014年1月16日木曜日

2014年1月11日小学校低学年クラス

今年初めての授業が行われました。低学年クラスではNちゃんがお休みでしたが、それ以外は全員元気な笑顔を見せてくれました。朝は「あけましておめでとうございます」とみんなで輪になって挨拶をしました。高学年からは、「略して、あけおめ」なんて言葉が出てきて懐かしく思うと同時に、そういう言葉も文化の一つととらえても良いのではないかと微笑ましく感じました。久しぶりに会う子供たちは少し照れくさそうにもしていましたが、すぐまた仲良く打ち解けてくれました。


朝のサークルタイムでは『森のくまさん』を歌い始めています。これはなんて言うのでしょうか?受けたり投げたりの歌い方がとても楽しく、歌いながら会話をしている感じでみんなすぐ好きになったようです。他の歌は『冬の星座』と『雪の踊り』です。今まで歌ってきた『手のひらを太陽に』は移動の歩くとき、『ゆうやけこやけ』は終わりの会で続けて歌います。歌の歌詞はお家の見えるところに貼ったり、普段から持ち歩いたりなどの工夫をし、常日頃一緒に歌って下さい。

 メインレッスン:イソップ物語
 『ウサギとかめ』:この話を知らない人はいないと思いますが、それでも語ってみると結果を知っていても楽しそうに聴いていました。子供というのは何度同じお話を聴いても心に響く読み物だと嬉しいもので集中して聴くものだと改めて思いました。(『ライオンときつね』も読みました。)

パペット劇
今学期はイソップのお話を題材にパペット劇を考えています。3つくらいのお話にナレーターとパペットを扱う生徒が2〜3人で、チームに分かれてとても短い劇をします。どのお話を取り扱うか、またどの生徒が何の劇をするかは、近々発表します。保護者の方と子供たちの合作でパペットをつくり発表をする形をとります。チームに分かれ、それぞれが出来る形のパペットを考えて作成して下さい。詳細は後ほどお伝えします。

※イソップは短いのですぐに話し終えてしまいますが、忙しいときやちょっと時間があるとき、待っているときなどに話せる楽しいお話が沢山あります。是非読みやすいものから読み聞かせてあげることをお勧めします。教訓めいたところはあまりくどくどと説明せず、子供たちにお話から感じ取ってもらうことが自然かと思います。動物を通して様々な人間模様を学べるお話が沢山あります。また、子供に何か伝えたいとき、躾として理解してほしいことがある場合、正しいことや誤っていることを常識的にくどくど説明するよりも、このようなたとえ話を使って子供たちの心に間接的にアプローチする方がより大きな効果が得られることもあるので、そういう意味でもいろいろな教訓のお話を知っていることは役に立ちますよ。

カタカナ
今学期はカタカナを始めています。平仮名を復習しながらなので、少しずつ進む予定です。

漢字
お話に関係しているもの、それから発展したものを2つのレベルに分けて出しています。

メインレッスンブック
絵はできるだけ一人一人が満足いくまで時間をかけて描いてもらうよう心がけています。今学期はあまりメインレッスンブックを持ち帰らず、学校で仕上げるように指導しています。(時々は持ち帰ってきれいに仕上げることをお願いすると思います。)ただ、要約文を書く子はそれが書き切れなかった場合に限り、持ち帰って必ず次回の授業までに仕上げて持って来て下さい。
 ※冬休みにクレヨンをいくつかなくした子がいるようです。ケースの中に全色そろっていませんでした。一度クレヨンケースを見て、全色(16色)あるかご確認下さい。なければお家(かばんの中)で出来るだけ探して持って来て下さいね。

算数
前期では物の数え方をやりました。数を数えるときはできるだけ正しく日本語を使い、気をつけて数えるよう心がけましょう。つまり、一つなどと何にでも言わず、紙なら一枚、鉛筆なら一本という風に。毎日の会話の中で正しい日本語を覚えてもらえるといいですね。
1年生:数の並び方をみます。四則計算の導入をします。
2〜3年生:引き続き九九を覚えます。
算数は今年はメインレッスンブロックでは取り扱わないので、授業の合間を使ってやる予定です。

習字

書初めをしました。「うま」「馬」とかきました。みんなそれぞれが個性的に字を表現していました。みんな習字が好きなように見受けられました。もっと頻繁にしてあげられたらと思います。

手仕事
Mくんがいよいよ編み物の部を完成し、縫う段階に入りました。Sちゃんは最後の段を終え、目を伏せる段階に入っています。それを見ていた他のお友達が早く縫う段階に行きたいと一生懸命編み始めました。みんなようやく編めてきているので、とても嬉しいです。(何が出来るかまだ誰も知りません。)もちろん、もう少しの子もいます。宿題として出していますので、ご自宅で一緒に取り組んでみて下さい。毎日するとすぐに上手に出来るようになりますよ。クラスミーティングでもお話ししましたが、編み物はヒーリング効果があり、日常の忙しさを忘れられたり、自然からいただいたウールに触れていると心が落ち着いたりします。またこれは技術ですので、一度手が技法を覚えると一生忘れません。忍耐をもって取り組めば、誰でも出来るようになります。一緒に楽しんで取り組んでみて下さいね。

午後の授業
今週は一部の生徒を太鼓の集まりに引率することになった関係で、クラスを千秋先生にお願いすることになったので、いつものリズムが少しずれてしまったかと心配しましたが、孝恵先生、千秋先生がしっかりと一日を閉めてくださった様子がうかがえて感謝しております。お2人からは掃除がとても上手で何も言わなくてもきちんと隅から隅までよく気がつき、お教室をきれいにしてくれるとお褒めの言葉をいただきました。私もとても嬉しいです。

終わりの会
千秋先生が2つもお話を読んで聞かせて下さったそうです。みんな静かに聞き入っていたということでした。すてきなお話だったのでしょうね。

太鼓
初めての太鼓の集まりで様々な方々の太鼓演奏を聴き、みんな興奮状態でした。先輩たちやプロの方々の中で堂々と太鼓を披露していました。将来が楽しみです。また太鼓マサラの大先生が新しいグループ結成を応援して下さっています。これからも時間の許す限り、パフォーマンスを見に行ったり、他のチームとの練習に参加したりしていけたらと思います。ポトラックをご用意下さった皆様、ご協力ありがとうございました。
 
【宿題】
お正月の会まではカルタづくりに忙しくなるかと思います。他の宿題を極力減らし、カルタづくりに全力を尽くしたいと思います。
文字、言葉の練習プリント:手書きの練習プリントは出来るだけ提出して下さいね。
絵日記:提出が減っています。1日でも良いので何か描いてみましょう。絵のみでも良いです。
プリント問題:今までのプリントでたまっているもので、出来そうなものは仕上げて持って来て下さい。

三好千佳子