給食は同じ食べ物を一緒に食べること、また共同作業という社会生活で役立つ要素をふんだんに含んだアクティビティーです。でもそれだけではなく、みんなで工夫しておかずを配った経験はありませんか?例えば具沢山のスープの配膳では、どのようにすればみんな均等にお汁と具を配れるんだろう?ひとクラス45人もいた時代、配膳は結構考えてやらないと最後の子供たちは具ばかりになり、最初の子たちはスープばかりになっていたことなど、そんな日常の他愛ない経験が創意工夫を生み、忘れられない思い出になるではないかと思うのです。もちろんそこから学んでもらうことは必然要素です。しかし実践を伴った「学び」が子供たちの印象にとどまって一生忘れられないものとなり、いつかその経験がどこかで生かされるかもしれないと願っています。さらに、給食当番が配膳と片付けをして、それが本来の日本の小学校ならば1週間毎に交代していくこと、その週の当番さんは遊べないこと、そういう社会の決まりみたいな事も知らないうちに学んでいる事でしょう。そう思うと給食は単なるおいしい食事をともにする事にとどまらず広い意味で社会性を学べる素晴らしいアクティビティーなのではないかと改めて思いました。
重ねて計画、準備、当日のお手伝いをして頂ました保護者の皆様には厚くお礼を申し上げます。ご協力ありがとうございました。また今後どのような体制で進めていくのか、メニュー、指揮を交代でとっていく事など工夫すべき事は沢山あります。勿論続けてするしないも含めてです。是非皆様のご意見を聞かせて下さい。
次週12月13日の予定
*親子でクラフト:ホリデースター作成
*ポトラック:年末恒例ポトラックを行いたいと思います。何でも良いので一品お持ち頂き、1時から始めたいと思います。
また今回はポトラックにて私がこの学校の現状、向こう何年かの我が校のビジョン、また教師陣がこの学校にかける意気込み、そして目の前にある今年の目標、お正月フェアの形態とファンドレイズの構想案について話しをする予定です。みなさまの生のご意見はとても大切です。そしてお正月フェアをどのように盛り上げていくべきかの積極的なご意見も是非伺いたいので皆様のご参加をお願い申し上げます。
三好千佳子
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