9:00〜12:30 プロスペクトパークにて課外授業
12:40〜14:20 メインレッスン
メインレッスン
1) 方丈記の朗読
2) 漢字テスト
3) 前回の宿題から発表
前回の宿題に、「家にある職人がつくった物を、可能であれば持ってくる」という課題があり、二人の生徒さんが実物を皆に見せながら、その物はどういう物か、どこから来たか等を発表してくれました。一人は篠笛、もう一人は忍者箱の発表でした。どちらも素晴らしい職人芸が窺われる物で、二人とも「職人」の言葉の意味、そして宿題の趣旨を良く理解できていることが確認できました。又、別な一人が「包丁だったから持ってこれなかった」と残念そうに言ってくれたのも印象的でした。
4) お話:『千年の釘にいどむ』パート2
前回に引き続き、『千年の釘にいどむ』のお話をしました。今回は1970年に始まった薬師寺の再建について、そしてその再建に携わった多岐に渡る職人業種の中の、宮大工に焦点を当てたお話でした。
5) 今日のテーマの絵
薬師寺の東の塔を描きました。
6) 漢字「匠」について
N君の日本名は「匠」です。職人にとても強く関連のある字なため、彼に黒板に自分の名前を書いてもらい、皆にどういう意味か、音読み、訓読みについて等、考えてもらいました。
7) 新出漢字の説明、練習1
宮大工の「宮」を説明、練習しました。部首はうかんむりであること、それが家を示すこと、「呂」が建物が連なっている様子を示す、ということを勉強しました。皆割と漢字練習は好きなようです。
8) 「大工」の読み方
「大工」の読みは「だいく」であること、又それが何であるかの説明をしました。
9) 宮大工の特徴について
釘をあまり使わない、という宮大工の特徴について、釘を使わずに木を組み合わせる構造の絵を黒板に描いてくれた子がいました。
10) 紛らわしい漢字について:「立つ」と「建つ」
「立つ」を1、「建つ」を2とし、例文を6例程挙げ、その中で使われているのは1か2かを当ててもらいました。皆張り切って当てようと頑張っていました。一番驚いたのは、彼らが、説明なしで自発的にかなり正確な規則性を見つけた事でした。
11) 新出漢字の説明、練習2
「薬」の説明、練習をしました。
12) 要約文の音読
板書の要約文の音読でレッスンは終わりました。
今回は公園で沢山体を動かし、新しい色々な事を体験、発見した後でのメインレッスンでしたので、正直なところ生徒さん達は少し疲れていて、集中するのが難しいようでした。ですので、宿題に含まれている『千年の釘にいどむ2』の本文を読んであげて下さい。一方、宿題を発表してくれた子たちは発表の順番を競うくらいとても前向きでしたし、「立つ」と「建つ」の違いを当てるところでは、ゲーム感覚で楽しみながらも自発的に規則性を見出す等、皆着実に参加してきていることが実感できる授業でした。
それから、遅くなりましたが、Mちゃんのお誕生日会を次回(10月19日)のスナックの時にしたいと思います。つきましては、Mちゃんにあげるように、手作りのカード又は小さいプレゼント(手作り)を生徒さん達に持たせて下さいますようお願いします。
長沢千秋
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