2012年12月25日火曜日

2012年12月15日幼稚園クラス(終業式)

メリークリスマス☆
今頃サンタさんが各お家のえんとつや窓から忍び込んで、子供たちにプレゼントを運んでいる最中でしょうか。クリスマスに合わせて、雪も持って来て下さったサンタさんとトナカイさんたち、「お疲れさま」と「ありがとう」をお伝えしたいですね。

12月15日に今年最後のクラスを迎えたシュタイナー日本語幼稚園ですが、保護者の方々に終業式に来ていただき、ありがとうございました。またその後のランチのお手伝い、お正月のフェアーの話し合いなど、学校を皆さんでサポートいただいていることに心より感謝申し上げます。終業式のあいさつで千佳子先生が言っていた「みんなで作る学校」ということがすでにこんなに浸透して、実現されていることに私も感動とともに有り難い気持ちでいっぱいです。

それでも中には、2週間に1度の学校で親の負担が大きいのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。そういう場合はどうか無理しないでくださいね。出来る方々で出来る範囲のことをしていったらいいと思いますので、これはできない?と思うようなことがあれば、いつでもおっしゃって下さい。

終業式の後のランチのスープ、野菜のピクルス、お餅等とてもおいしかったですね!幼稚園児の作ったパンも好評でよかったです。

15日の報告を少しさせていただきますね。(冬休みに入る前でばたばたして、報告が少し遅くなってしまったこと、ごめんなさい。)幼稚園のクラスは、終業式に出席したこともあり時間が短かったので、お外遊びは省略しました。お教室で中遊びをしながら、パンを作ったり、ろうそく立てになる台を作ったり、ろうそくを飾ったりというクラフトをしました。ハリケーンサンディの後に落ちていた大きな木を千佳子先生が拾ってくれていました。ろうそくの台は、それを輪切りにしたものを使いました。これも銀杏に次いで、いいものを拾いましたでしょ。そこにみんなが持って来てくれたどんぐりやその帽子、赤い実、そして、森の小人さんから届いた金色の小さな松ぼっくりを台の上に飾って、それぞれとても素敵なろうそく立てを作っていました。金色の松ぼっくりさんを台の上に載せるのはもったいないと思ったのか、自分のポケットにしまっていたお友達もいましたが、それもよしです。

ろうそくは蜜蝋のろうそくです。私が平日勤めているGreen Meadow Waldorf Schoolのコミュニティーの中にキャンドルを作っているところがあります。手作りキャンドルで、コミュニティーの中のお店で販売しています。私が買ったときはその工場に行ったので、まだ作り立てで、ろうそくが温かかったのに感動しました。そのろうそくの上にうすく伸ばした色がついた蜜蝋の粘土をこすり合わせてつけていき、黄金色のろうそくにちょっとした飾りをつけました。蜜蝋粘土は、手で触って温めるとだんだん柔らかくなり、ろうそくにもくっついていくのですが、温めていないと乾いたような状態でなかなかろうそくにつきません。子供たちもなかなか根気のいるろうそく立てとろうそく作りでした。

出来上がりは皆様に見ていただいた通りです。子供たちがそれぞれの想いを込めて作ったこのろうそくの火が、きっと皆様のご家庭に新しい年への希望の光を届けてくれることでしょう。

このクラフトに思ったより時間がかかり、また遊ぶ時間も全部取ってクラフトをするのも子供たちがかわいそうだったので、予定していた王冠作りはこの日はあきらめました。半分のお友達がまだ終わっていないので、これは来年に持ち越しですが、きっと作りますので、楽しみにしていてください。

終業式ですが、予定では、途中から参加(半分だけの参加)の予定でした。45分以上も椅子に座って式を眺めることは、この年の子供にとっては大変だし、苦痛なことだと思ったからです。でも式が遅れたので、私たちが下に降りて来た時に式が始まる形になってしまいました。子供たち大丈夫かなという私の心配をよそに4歳以上の子はずっといい子に座って式を眺めていることが出来ました。これには私もびっくりさせられました。3歳前後の子さは、ちょっと席を立ったり、お母さんが気になったりでしたが、これは当然のことです。それでもみんなよくがんばったなあと思います。ユリズミーの発表は、そんな事情もあって自分たちの番のときにはもう結構疲れていたように思います。お教室では、もう少し先生についてできていたのですが、あのステージでは周りもきっと気になったのでしょうね。いつもはもう少し上手にできていますよという感じで理解いただければ幸いです。

最後の方の紅葉の合唱のときまでには、もう集中度もかなり落ちているなと思っていたのに、お母さん方が参加していることと歌声がとてもきれいだったことで、子供たちは目を開いて聞き入っていましたよ。おわかりでしたか。練習時間がほとんどなかったのに、きれいに合唱されていてとてもよかったです。校長のバル先生も感動されていました。皆様、お疲れさまでした。こんなところが報告です。

今年の冬至は21日だったそうです。この日が1年で一番日が短くて,この日からだんだん日が長くなっていっているようです。今日は雪が訪れまだまだ寒い冬ですが、日は日増しに長くなり、自然界や土の中では次への準備が始まっているのでしょうか。私たちも2013年に向けて、何から準備したらいいのか、1月1日を迎えるまでの数日間で考えてみませんか。

今年はブルックリンシュタイナー日本語幼稚園が始まり、皆様とご縁が結ばれ、楽しいクラスを行うことができたことをとても嬉しく、有り難いことだと受け止めています。皆様からの温かいサポートに心より感謝申し上げます。来年もどうぞ共にこの学校作り、クラス作りをよろしくお願い致します。ご質問、ご意見などがあれば、いつでもおっしゃってくださいね。

楽しいクリスマス、そしてホリデーシーズン、そして良いお年をお迎えください。

アマーあづさ

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