子供たちはお教室に入ってすぐに環境にも慣れた様子で、さっと教室内での自由遊びに入って行きました。お絵描きも用意したのですが、誰も絵を描く子は今日はいなくて、みんな遊びに夢中でした。早速お教室の中のいろいろな物を使って、家、キッチン、鉄道等好きなものを作って〜ごっこをしているのには感心しました。その後のお月見の会のための準備で、子どもたちがススキやお花を生けるのを手伝ってくれたりもしました。
先生や小学生の紹介に続いて、幼稚園生の紹介もしました。自分でお名前を言えた子もいましたし、恥ずかしくて年だけ言った子もいました。でも、小学生のみんなは熱心に聞いてくれていました。そして、仲秋の名月の説明に続き、「うさぎうさぎ、何見てはねる〜」の歌に合わせて、ユリズミー(ドイツ語的にはオイリュトミー)という体で言葉を表現する素敵な動き(シュタイナーでは科目のひとつでもあります)を孝恵先生という方に来ていただき、特別に見せていただきました。幼稚園児もその美しさに見とれていたようでした。これは、幼稚園のスケジュールにも定期的に取り入れて行く予定です。
その後、実際にお団子作りをしました!全体を2つのグループに分けましたので、小学生と一緒のグループに入ってみんな手を粉だらけにしてお団子を作っていました。それをゆでて、出来上がったものをきれいにお皿に並べて、お月様へのお供えも作ってみんなで「いただきます」をしておいしくいただきました。「おいしい、おいしい」「今まで食べたものの中で1番おいしい」等の声が飛び交う中、幼稚園児も小学生に負けないくらい「おかりください」と言って、たくさん食べてくれました。
こんな感じで小さい子供たちにとっては、ちょっと盛りだくさんの一日でしたが、みんなよく参加してくれていました。最後はお外で元気よく遊びましたので、今日はきっと疲れた1日だったのではないかなと想像します。次回からは、幼稚園の普通のリズムにもどりますので、もう少しゆったりとした時間の流れで進めたいと思っています。
今日は「うさぎうさぎ、何見てはねる〜」の他に「ずいずいずっころばし」「かごめかごめ」などの童歌でも遊びました。子供は歌が大好きですし、すぐ歌を覚えます。お家でもいっぱい日本語の歌を歌ってあげてください。テープやCDよりもお母さん、お父さんの歌声が一番です。同じ歌でもいいので、一緒に歌ってあげることをお勧めします。
私もゆうこ先生もとても楽しい時間を過ごすことができましたことを感謝しています。
アマーあづさ
0 件のコメント:
コメントを投稿