2013年3月6日水曜日

2013年2月23日小学校低学年クラス

今日は1ヶ月ぶりの授業日でした。朝のメインレッスンのウォーミングアップ(歌、詩、縄跳びなど)を保護者の方と一緒にさせていただきました。これには意図があり、実は今学習している内容で掛け算の九九を理解するのに、メインレッスンブックでは円を描いて、それを10に分けたところを、例えば2段の九九には2, 4, 6, 8. . . と線を描いていくと五角形が出来上がります。これを実際みんなで円を作り、それぞれが10のポイントに立ち、一人が糸で線を描いてみようという計画です。5段の九九までやってみたいと思っています。来週は生徒と保護者の方も入れて10人集まりそうなので、ぜひ実践してみたいと思います。

縄跳び、大縄跳び、プロペラ跳びは子供たちも、保護者の方もいい運動をされたかと思いますがいかがだったでしょうか?大縄の一回跳びは途切れないで連続でいくつまで続くか挑戦しました。10回を目標に一生懸命入るタイミングと出るタイミングで緊張しつつも声を掛けながら達成することが出来ました。普段の日でも親子で縄跳びに親しんでみましょう。綱引きは子供たち対親と先生で行いました。親と先生はかなり強く、子供たちは負けたのが悔しかったのか、何度も何度もやりたがり、最後には靴と靴下まで脱いでマジ顔を見せていました。

『ゆき』の歌は歌って踊ることにしたので、どちらも同時に出来るように練習しましょう。『かっぱ』の詩は面白いのと、動きも滑稽なのですが、毎日1回はやりましょう。

九九は2段から5段までを振り付きで発表します。振りは親子で考えたものを推奨しますので、どうぞユニークなものを考えて下さい。よかったら来週発表して下さい。リズムはいずれも3拍子でいかがでしょうか?いずれも16日の終業式には親子で参加をお願いしたいと思います。今週は4段の九九を勉強しました。宿題は5段を仕上げて下さい。(メインレッスンブック)

2と3の段の九九を発表
みんなよく覚えていてびっくりしました。これからこれが計算のときに役に立ったらなおいいですね。しかし、あまりあせらずゆっくりそのコンセプトを理解することを大切にしていきましょう。2−5段の掛け算のカードを作りましょう。*2段の場合は必ず掛け算は2から書きましょう!!!答えは裏に。

俳句
初めて俳句らしきものを作ってみました。俳句というより、短い文でそのとき思ったことを表現することを体験しました。国連の学校で毎年俳句のコンテストがあるのですが、もし何か出してみたいと思う自慢の作品が出てきたら出してみたいと思います。(締め切りは3月中旬だそうです。)これは有志です。ちなみに先週出ましたかわいい俳句をそれぞれ紹介します。これをさらにいいものに仕上げて、次回お持ちになっても構いませんし、他に時間を見つけて新しいものを考えてもいいでしょう。

M:雪だるま パンツもはかずに はだかんぼう
M:雪だるま 手袋忘れて つめたいな
N:そりすべり めっちゃたのしい  ______ (未完成)
S:バレンタイン チョコをいっぱい ______  (未完成)

新しい漢字:「花」「草」「空」「風」

お話:『北風と太陽』
水彩画に暖かい色と、動きのある風色(青系)を使って描いてみました。教訓が入ったお話で、最後に「もし何かやってほしいなーと思って、その人がしつこくやるように仕向けるのと、そうは思っても、自然にそうならないかな?と思って暖かく太陽みたいに待っているのとではどっちが思いが叶いやすいかな?」なんてことをみんなで考えてみました。どうしても思いを叶えたくって一生懸命相手を何か(誰か)変えようとしても決して思い通りになるとは限らず、むしろ忍耐強く待ってみて、しかも暖かく見守ってお願いするような気持ちでいるほうが思いが叶うようなことも多いのかもねと話すと「うん」と納得したような?顔をしていましたが、大人でさえもわかっていてもなかなか難しい課題ですよね。

【教科書配布の件】
日本領事館で毎年文部省から送られてくる教科書を郵送代だけで希望することが出来ます。シュタイナー教育は基本的に教科書に沿って学習はしませんが、海外に住み、教材に乏しいということ、また教科書の内容によっては推薦出来るようなものもありますので、そのために持ち合わせてもいいかと思いますがいかがでしょうか?教科書を希望される方は取り寄せることをお勧めします。

手仕事:棒針編み
目を作るところを学習しました。何度か練習すると16目を作ることにみんな成功しました。これらの目は小人が洞窟に入って取った宝石だというお話に始まり、みんな右手で持った編み棒で、左手に掛かっている毛糸をどうやって引っ掛けて目を作るかに一生懸命挑戦していました。ご自宅でももし棒針と毛糸があれば練習をしてみて下さい。来週はいよいよ編み始めますので、これは宿題とします。何を作っているかはお楽しみです。

三好千佳子

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